急性膵炎について

すい臓炎

1.発生機序   すい臓炎の原因は膵液がすい臓を消化破壊します。 膵液は胃液で分泌されます。アルコール、脂肪食、過食で、多量の胃液がすい臓を過分に刺激して多くのすい液分泌します。これにより、膵液がすい臓にあふれて(充満)し、炎症(すい炎)が起こります。胆石により、すい臓のすい管の出口が狭くなると膵液の出が悪くなり、膵液が充満してすい炎をおこすことが女性に見られます。

2.検査           血液のアミラーゼ、リパーゼ、エラスターゼがあります。  アミラーゼが一般的におこなわれています。        アミラーゼは異常値がわずか2時間程度上昇しその後は正常値に(偽陰性)低下するので、異常値が見つかりにくいと言われております。

3.症状

 すい臓を消化(破壊)して、壊死が発生(すい臓壊死)。  早期の軽症であれば、痛みだけで検査で異常はでにくいようです。            すい炎の痛みの特徴は下記.  ① 自発痛が強く      ② 腹部圧迫による痛みは   自発痛より軽度が特長。       (出月康夫)

 早期のすい炎では生命の危険はありません。   しかし、、重症になると 膵液が壊死部から腹腔に漏れて、腹膜炎をおこし、生命の危険が発生することもあります。 壊死部からの出血で血圧が低下し、緊急手術が必要です                                     4.治療          ① 膵液の活性を抑制剤   ② 胃液分泌薬製剤     ③ 胃に負担をかけないため、おかゆ食を数日間で    痛みは取れて来ます。   痛みが強いときは点滴で薬剤投与することを行っています。

補側 永年時折腹痛nい悩まれている方に、慢性膵炎が多く見られます。   医学書のすい炎の痛みの記載は  「腹痛」に関する詳細な記載のないのがみられ、見過ごされているのかもしれません。中年以降の方は来院されたときはすでに、慢性膵炎となり、それが急性増悪して痛むようです。               検査しても異常がないのはおかしいと思いますが、すい臓のすぐ背後に  大きな神経のセンター「腹腔神経節」があります。  すいぞうのわずかな変化もこの神経節が反応して痛みを発生するのででないかと考えます。   すい炎が進行すると背中が痛みだします。この部位の痛みを麻酔薬で鎮痛するのはすい臓がん治療でおこなわれています。(左第12肋骨忠点と脊椎の中点)   

 

 

 

    

 

       壊死部位から、出血が起こり、血圧の