高コレステロール、高中性脂肪

1.総コレステロール

  コレステロールは脂肪の一種であり、コレステロールは蛋白質と結合してす。

 これまではコレステロールの2/3のエステル型と1/3の遊離コレステロールに分類され、エステルコレステロールの比率が低下す 

 ることが重症肝臓障害の指標とされてきました。

  総コレステロール(正常値;130~219mg/dl)

  高値

 家族性高リポ蛋白血症、代謝異常症(糖尿病、動脈硬化など)、内分泌疾患(甲状腺機能低下症、クッシング症候群、

末端肥大症、ステロイドホルモン摂取)肝、胆道疾患、閉塞性黄疸、胆汁性肝硬変症、すい臓疾患、腎疾患、ネフローゼ。

  低値

 内分泌疾患(甲状腺機能亢進症、アジソン病、下垂体古脳底か症)、肝臓疾患、吸収不良症候群、貧血、悪液質、栄養障害、糸

 球体腎炎など(臨床検査提要より)。

 

2.高LDLコレステロール(

  タンパク質の多い方がHDLコレステロールで「善玉コレステロール」、少ない方をLDLコレステロール、別名「悪玉コレステ

 ールと称します。高LDLコレステロールは140mg/dl以上(10~12時間絶食、空腹時の採血)を言います。

 高LDLコレステロールは動脈硬化を促進します。

  特に、動脈硬化から動脈狭窄~閉塞の危険が起こりますので、既に持病のある方は次のことに注意してください。

狭心症や心筋虚血のある方LDLコレステロールを100mg/dl未満することが必要です。

糖尿病、慢性腎臓病、非心原性脳梗塞、末梢動脈疾患の方は120mg/dlが目標です

3.HDLコレステロール

 HDLコレステロール善玉コレステロール(正常値;40mg/dl)といわれ、LDL/HDL<2以上であることが必要です。

 動脈壁に付着したLDLコレステロールを除去作用があります

4.高中性脂肪(トリグリセライド)

  中性脂肪が150mg/dl以上が動脈硬化を促進します。糖分が体内で中性脂肪になり、肥満症,脂肪肝になります。

1000mg/dl以上になると急性すい炎を発生する危険が出ます。

 高トリグリセリド、高LDLコレステロール、低HDLコレステロールが合併しやすくなり、糖尿病、慢性腎臓病、メタボリック

 シンドローム( 腹囲、男性85cm,女性90cm以上、中性脂肪150mg/dl以上、HDLコレステロール40mg/dl以下、

高血圧130/86mmHg以上 血糖値110mg/dL以上の方 )が合併しやすくなります。

 高中性脂肪の発生は生活習慣によることが大部分で、飲酒、過食、運動不足、喫煙により、発生します。

病気で発生するのは、糖尿病、甲状腺機能m下症、慢性腎臓病が挙げられます。

薬剤では女性ホルモン、副腎皮質ホルモン、ベーター遮断剤(脈を遅くする薬剤)、サイアザイド利尿剤。